ポーレックスミニは少ない豆(二人分)を挽くには最適な製品です。
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家で豆を挽くならポーレックスのミルが価格も使い勝手も最高だと思う
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先日バージョンアップしたらしいⅡを買ってみたので、Ⅰ(以下旧モデル)と比較してどう変わったのか検証してみます。
公式によると変更になった点は、
ポイント
- 初代と比較して約1.3倍多く挽ける
- よりなめらかな挽きごこち
とのこと。
使ってみた感想は、Ⅰ(旧モデル)を持っていても買ったほうがいい!、持ってないなら即買うべき!
外見上はほぼ変わっていないのですが、中身は大きな深化をしていました。
変化は少ないようで大きい
早速ですが、比較していきましょう。
左が初代で右がⅡになります。
※以下特に注意がなければ左が旧モデル、右が新モデルとなります。
外観の変化は全くないのでは?
もしあるとしても見つけるのが楽天ばりの間違い探しの難しさです。
画像を羅列していきます。
コーヒー成分が落ちなくて汚くて申し訳ないですが、旧モデルになります。
これが新しくなった中身。ぱっと見大きな変化は感じられません。
少し細かく見ていくことにします。
調節ネジが大きく回しやすい形状になりました。
内刃ベース。変化に気づきました?
旧モデル。
新モデルは内刃ベース回り止めが十字になっています。
かっちりはまるようになったということかな?
セラミック外刃。
要所要所に2の表示があります。
ここが一番変わったところかもしれません。
新型は溝の凹凸が増えています。
これが意味するところは?
説明書も変わりました。
新モデルはクリック数が全部書いてあり、一見して自分の挽きたい調節が可能になりました。
挽き心地は別物
挽き心地はかなり変わったというか、もうこのために買っても損はないと言っても過言はありません。異論は認めるけど。
旧モデルは挽いていてたまに挽けてない(力が抜ける)瞬間があります。
うまく表現するのが難しいのですが、スカされているときがあるのです。
ガリッ、ガリッ、ガーリッみたいな感じです。
Ⅱは挽いていて気持ち良いぐらい均等に挽けているのがわかります。
挽く感じは重いのではなく、むしろそれが均等に力が入りやすくなっていて挽き心地が良いのです。
ガリッ、ガリッ、ガリッと変化のない均等な挽き心地。これ最高です。
もう挽いた瞬間に挽けてる!って実感できます。
挽かれた豆たちの変化
上記写真は同じクリック数で挽いたものになります。
両方とも10クリックで挽きました。
旧モデル。
写真の撮り方が下手すぎで違いがわけんねーよ!
ごもっともでございます。大変申し訳ございません。精進いたします。
ということですが、挽いた豆を見ると一目瞭然、挽き具合の均等さが全然違うのがおわかりでしょうか?
旧モデルは挽き残しのような大粒のものが散見されるのに対して、Ⅱはその数が圧倒的に少ないのです。
これが外刃の溝の数が増えたことの効果です。
豆が均一に近い挽かれかたをするということは、ブレが少ない味、雑味が少ない味になります。
ということは、美味しいコーヒーになる可能性が高くなるのです。
買って損なし
初代を持っていたのですが、Ⅱを買って良かったと思っています。
コーヒー豆を均等に挽くというのは、美味しいコーヒーを淹れるためには重要な要素のひとつです。
もちろん数万もするような高価なミルを買えばさらに満足できるはずです。
そんなミルはぼくにとっては高嶺の花なわけですが、ミニⅡでも十二分に満足できました。
一見ほぼ変わっていないようなものを買うのはもったいないと感じるかもしれません。
でも中身は予想以上に変わってることに気付かされました。
メリット
Ⅰからの正常進化でさらに使いやすくなった
デメリット
分解は簡単だけど掃除が面倒